9arrows

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プロジェクトの成果物を細分化し、担当者割り振りやスケジュール・進捗状況の管理を行うWBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)。
プロジェクトを管理する上で欠かせないこの手法を中心に、チームとしても個々としても作業を効率的に進められるようになるツールです。

ということですので、試してみることにします。

PostgreSQLで構築されているようですが、手元に環境がないのでMySQLで動くようにしてみようと思います。

準備

あらかじめ、Ruby / Ruby on Rails / MySQLをインストールしておきます。

ただし、Ruby on Railsは2.1.0が必要です。
RubyはJRuby 1.1.3、MySQLは 5.0.45で試しました。

チェックアウト

ダウンロードページでは、Subversionのレポジトリからtrunkをチェックアウトするように書いてありますが、ここではtagsより、現在の最新版である0.9.0.1をチェックアウトすることにします。

$ svn checkout http://9arrows.googlecode.com/svn/tags/0.9.0.1/ 9arrows

db/schema.rbファイルの入手と修正

railsのマイグレーションでは空のテーブルができてしまうので、db/schema.rbファイルをダウンロードしておきます。

http://9arrows.googlecode.com/svn-history/r11/trunk/db/schema.rb

ファイル後半に初期データが書かれていますが、MySQLではINSERT文の一括実行ができないようですので、execute文の引数にあるSQLを別ファイル(例えばdb/mysql.sqlファイル)に切り出しておきます。
execute文は削除しておきます。

また、日付のフォーマットが違うというエラーが出ますので、MySQL向けに修正します。

例) '2007-07-08 19:32:00+09' → '2007-07-08 19:32:00' (後ろの +09 を消す)

テキストエディタで、「+09'」を「'」に一括変換とかでいけるっぽいです。

config/database.ymlの修正

adapterをmysqlに修正し、username/passwordを設定します。

development:
  adapter: mysql
  encoding: utf8
  database: 9arrows_development
  username: 9arrows
  password: 9arrows
  host: localhost

(以下略

スキーマのロード

MySQLにdatabaseを作成し、上記で設定したユーザーに権限を与えておきます。

mysql> create database 9arrows_development;
mysql> grant all on 9arrows_development.* to 9arrows@localhost identified by '9arrows';

rakeコマンドでスキーマをロードします。

$ rake db:schema:load

先ほど切り出しておいた初期データをMySQLに投入します。

$ mysql -u9arrows -p9arrows9arrows_development < db/mysql.sql

動作確認

サーバーを起動して動作確認します。

$ script/server

http://127.0.0.1:3000/にアクセスして、ログイン画面が出ればOKです。
デフォルトユーザとして ninearrows:ninearrows が作成されているので、ログインします。

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